ガールスカウトについて 

ガールスカウトは、1910年にイギリスで発祥し、世界中に広まりました。現在は、152の国と地域で約1,000万人の会員が活動する、世界最大の少女と女性のための団体です。

日本では1920年に始まり、現在は全国に5歳から100歳を超える女性まで、約3万人の会員が活動しています。

ガールスカウトの

    やくそくとおきて


日本連盟使命

 少女と若い女性が自分自身と他の人々の幸福と平和のために責任ある市民として自ら考え、行動できる人となれるようにする。

 

日本連盟活動基本方針

ガールスカウトは

少女と女性の視点に立って、より幸せな社会と未来の実現を目指し、リーダーシップを発揮できる人材を育成するとともに、社会に変化をもたらすチェンジエージェントとして行動します。


やくそくとおきて

ガールスカウト活動は「やくそくとおきて」の実践をすべての活動の指針としています。

やくそく

  私は神(仏)に対するつとめを行い 地域と国と世界への責任を果たし

  人に役立つことを心がけ ガールスカウトのおきてを守ります。

おきて

  1.私はいつも明るく、勇気をもちます。

 2.私はいのちあるものを大切にします。

 3.私はすべての人と友達となり、他のガールスカウトとは姉妹です。

 4.私は礼儀を正しくします。

 5.私は時間と資源を大切にします。

 6.私は自分で考え行動します。

 7.私は言葉と行いに責任をもちます。

 8.私は誠実であるように努めます。

ガールスカウト活動の

     3つのポイント

自己開発  《自分自身の可能性を発見し、育てる》

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ボランティアや野外料理、農業体験など、新しい自分の可能性を見つけるために、興味を持ったいろいろな活動に挑戦していきます。

そこから、自分で考えて実行していく力を身につけます。

 

人との交わり  《さまざまな人々と共に行動し、共生社会を築く人になる

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老人ホームを訪問していろいろな年代の人に話を聞いたり、外国のガールスカウトとの交流を通して、さまざまな考え方や文化を知ります。

そこからお互いを尊重し、一緒に活動する楽しさを見つけます。

 

自然とともに  《自然との調和を学び、豊かな情操を養う》 

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キャンプやハイキング、植樹などの野外での活動を通して、生命や、自然の大切さを身近に感じます。

また、その中で自分はどうするべきか、考えて、見つけていきます。

 

部門構成と育成目標

 

 

テンダーフット (就学前1年)

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育成目標   豊かな感性を持つ

活動の重点  五感を使って遊ぶ

       好奇心を伸ばす

 

 ブラウニー (小学校1~3年生)

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育成目標     自分を表現する

活動の重点    楽しくチャレンジ

「自分が今できること」を確認し、それより少し難しいことや、できなかったこと、新しいことをやってみて、「自分ができること」を増やす

 

 ジュニア (小学校4~6年生)

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育成目標  仲間と協力する

活動の重点 仲間と共にさまざまな体験

仲間と協力することの楽しさ・大切さを体験しながら自分以外の人への思いやりや、人々の幸せを考える

 

 シニア (中学生)

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育成目標   体験を通して自分を見出す

活動の重点  課題を見つけ企画の経験

 自分の具体的関心事や身の回りの諸問題を認識し、 自主的に課題を見い出し企画・実地・評価を経験する

 

 レンジャー (高校生相当)

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育成目標 責任ある立場で自分をいかす

活動の重点 地域に役立つ企画、運営、評価

これまで身に付けた事を生かし、さらに地域社会に役立つ活動に結びつく実践力を養う

 

 成人会員 (18歳以上)

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活動目標  創造的な生き方を目指す

活動の重点 地域社会への貢献 

 

◇リーダー 

講習を受け、リーダーの資格を得た人が対象

各部門の指導者として少女らを直接支援する

◇運営委員

少女会員の保護者を含む18歳以上の女性、男性が対象

団の運営にかかわり活動する

 ◇SCAPP(スキャップ)

18歳以上の女性、男性が対象

自らの関心や、興味による活動を行い、その成果を団や地域社会でいかす

SCAPPとはガールスカウト日本連盟独自の言葉で、以下の言葉の頭文字をとったものである。

  S...Supportive  支援する

  C...Creative   創造的な

  A...Advanced   進歩的な

  P...Progressive   先駆的な

  P...Person    人